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これって水太り?お腹の張りの秘密

月経前に、お腹周りの張りを感じる人って多くないですか?

排卵後に分泌が増える黄体ホルモン(プロゲステロン)には
腸の運動機能を抑制する作用があり、そのために血行が
悪くなると腸管壁がむくむそうです。腸管壁の機能が低下すると、
滞留した内容物が腐敗してガスが発生することも。

こうしたむくみやガスが、お腹の張りの原因になります。
月経前ばかりか、疲れたり体が冷えたりすると、腹部に張りが出てきます。

私たちは長いフライトの後、こういった症状に悩まされることがあります。
多少なら問題ありませんが、ウエストサイズが変わるほど苦しい場合は
異常がある可能性も。

原因の一つに挙げられるのは「腹水」 。

腹水とは腹腔内に溜まる水のことです。
 
そもそも腹腔内には、隣接する臓器同士の滑りをよくするために、
少量の水が存在しています。この水は、子宮から逆流した月経血や、
卵巣から卵子が破裂して排卵されるときに漏れる卵胞液などですが、
異常に増えてしまうと、腸管や骨盤内が水浸し状態になって、
お腹が張ってきます。

運動不足で代謝が低下したり、冷えや疲労で血流が悪くなると
腹水がたまりやすいので気をつけてください。
あまりにも張りがひどい場合は病院へ。

日頃からウォーキングなどのかる運動を取り入れること、
ストレッチなどの体をほぐす運動を心がけること、
半身浴をして体を温めるなど、
全身の血行とよくするだけで、この張りと痛みが軽減すると言われています。